移住のきっかけ、知っとるで?

Fobs(フォブス)代表取締役

西村 耕世さん

2020年を機にリモートワークという働き方が急速に浸透し、都会であっても、地方の自然豊かな場所であっても、パソコンとインターネット環境さえあればどこでも働ける時代となった。会社を経営する西村耕世さんは、2014年、家族とともに大阪から徳島県三好市へ移住。移住という大きな決断をした経緯や、経営者として、そして父親として、三好市で暮らすことのメリットについて話を伺った。

西村 耕世さん

移住に背中を押してくれた家族の存在

ともと祖父が住んでいたこともあり、三好には定期的に訪れていました。いずれは両親含めて移住したいと考えていましたが、僕だけでなく妻子の生活環境ががらりと変わることを考えると、なかなか決断することができませんでした。思い切って妻に相談したところ、「親がやりたいことをやるほうが子どもにとっても良い影響があるから、私は三好に行くのがいいと思う」と背中を押してくれたのを今でも憶えています。妻と子どものためにも、今まで以上に頑張ろうと移住を決意しました。三好での生活は、都会のように満員電車で長時間通勤をすることがないぶん、家族と一緒に過ごす時間が増えたことが一番良かったことですね。

西村 耕世さん

地方だからこそ得られる人脈

住してからは、三好のサテライトオフィス企業で働いていました。ただ、いずれは起業したいという夢があったので、地域活性化をベースにビジネスをする“フォブス”という会社を、三好で知り合った仲間と立ち上げました。地方で働くことで“人脈”が増えましたね。仕事仲間や地域住民の皆さん、それに東京や大阪で事業を経営する社長の皆さんと接することも増えました。都会で働いていると普通の会社員が社長と密に接する機会って、なかなか生活圏の中にないと思いますが、地方でビジネスをするからこそできた人脈だと思っています。この繋がりは今後も大事にしていきたいですね。コロナが落ち着いて会社が今よりも大きくなって、地元の人や会社の関係者で交流会ができれば素敵だなと思っています。三好市の魅力をより多くの人に伝えていきたいですね。

三好市のココに寄ってみんで三好市のココに寄ってみんで

西村 耕世さんのおすすめ